大島てるという心理的瑕疵物件サイトの存在意義とは

大島てるといういかにも変わった名前のサイトがあります。まったく知らない人にとっては「ん、何のサイト?」と思われるでしょう。

かつては知る人ぞ知る、という感じでしたが、最近では知名度も急上昇しています。何かというと、事故物件、心理的瑕疵物件を専門に取り扱った日本では唯一のサイトなのです。この分野では唯一であり、他の類似サイトは存在しません。

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日本最大の事故物件サイト”大島てる”

http://www.oshimaland.co.jp/

見たことのない人は一度見ておくといいでしょう。東京、神奈川県川崎市、千葉といった首都圏はもちろん、札幌から沖縄まで全国を網羅しています。これだけの情報をのせているので、裁判沙汰になったこともありますが、大方勝訴しているようです。引っ越しを考えている人は、自分の引越し先を中心にどういう状況かを確認しておきましょう。

これだけ事故物件があるのかということを改めて感じるかもしれません。ただしこのサイトですべてをカバーできているわけではなく、あくまでも一部です。

みていて楽しいものではないですし、ずっとみていたら気分も滅入ってくるので、ほどほどにしておいた方がいいでしょう。ただ、身近にこういった物件があるということは頭に入れておいて損はありません。このサイト内に炎のついているところが心理的かし物件というものです。

心理的瑕疵物件とは

心理的瑕疵物件の読み方ですが、「しんりてきかしぶっけん」簡単に言うと、「目に見えない不安要素がある物件」ということです。目に見える不安要素であれば、たとえば

すぐそばに暴力団の事務所がある
ラブホテルが隣接している
同じ通りに競輪場があり、そこに向かう人でごった返している
日当たりが極端に悪い

といったことがあります。ただ、これらはすぐに分かるため、大きな問題ではありません。そういった目に見える形ではなく「目に見えない」というところがポイントです。見えないから余計にわかりづらいのです。

例をあげます。
火災があって、焼死した人がいる
マンションからの飛び降り自殺があった
部屋の中での自殺があった
殺人事件があった
無理心中があった

こういう出来事があった物件を事故物件、または心理的瑕疵物件と呼びます。
これは、黙ったまま契約をするわけにはいかないので、不動産屋の物件案内時には、
「告知事項あり」
という文言が付け加えられています。この文言があったら、過去に何らかの事故や事件があると考えて間違いありません。ただし、問題は最初の1人にしか告知義務がないということ。

つまり最初の1人が住んでしまうと、次に借りる人には告知しなくてもいいことになります。不動産会社は、この告知義務を避けるために、アルバイトを雇い、一定期間そこに住まわせて告知義務をなくす、という手段をとっているところもあります。

あるいは、バイトではなく社員に手当をつけて住まわせて「一定期間実際に人が住んだ」という既成事実を作って、顧客への告知義務を逃れることも実際におこなわれています。

会社の人間であろうと、短期間であろうとそこにいったん人が住んだことがあるという事実には違いないので、次の入居者に対して告知をしなくても規約違反にはならないのです。

こんな感じで、顧客からも不動産会社、大家からも嫌われる事故物件です。もちろん多くの人は嫌がりますが、メリットがないわけではありません。

心理的瑕疵物件のメリットとは

ズバリ、相場よりも安い金額で販売、分譲、賃貸されているので、金銭面でより安くあげたい、という方には向いている物件だともいえるでしょう。

どれぐらい安いかというと不動産会社の兼ね合いにもよりますが、最初は1~2割ほど本来の価格よりも下げて募集しますが、なかなか決まらないようであれば、思い切って最初の1年間を半額にする、というケースもあります。

不動産会社、大家からしてみれば、利益にはならないのですが、それでも空室状態を継続されることよりは、赤字でも入ってもらったほうがいい、という考えなのでしょう。

大島てるは、借りようとする人の味方、でも不動産会社、大家、オーナーにとっては敵

もちろんこういった事故物件は告知義務があるわけですが、その価値が下がり安くで貸す羽目になるために、本音でいえば、告知したくはないわけです。できることなら、そんな過去があったなんて黙っていたい。

そして一部の業者では、告知義務を無視して、黙ったまま賃貸しているというところもあるようです。大島てるは不動産会社やオーナーからすれば迷惑な存在ですが、一般の人からすれば、知りたいことをしっかりと伝えてくれるありがたいサイトでもあります。

ただ、みていて自分の気分というかテンションは下がってきてしまいます。これは仕方ない。

ただ、今後引っ越しをおこなうにあたって、問題物件にぶつかってしまうことは極力避けなければいけません。大家さん、不動産会社には嫌われていても、引越しを事故物件を選びたくない借り手側からすれば、大島てるの存在は大きいものであるといえるでしょう。

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