レンタカーを借りて引越しを行うのはかなり問題が多いということ

引っ越しをおこなうにあたって、費用を少しでも節約したいと考えるのはごく自然なことです。そこで料金を抑えるために、まずはじめにおこなおうとするのが、「引越し業者を頼まずにレンタカーを借りて自分でやる」という選択肢です。一見安くあがるしいいのでは?と思うかもしれませんが、けっこう多くの落とし穴が潜んでいます。

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実際に寄せられた体験談です。

冷蔵庫、洗濯機などはどうやって持ち上げる?

「自分ひとりでは当然持ち上げられない、と思って友達を呼んできました。ところが友達の手を借りても搬出まではなんとかできるのですが、いざ荷台に上げようとしても上げられない、」

小さい荷物はいいのですが、冷蔵庫、洗濯機などが大変です。特にトラックの荷台に載せるのは、素人だけではかなりの困難な作業なのです。冷蔵庫は構造上、横置きが厳禁なのですが、引越し業者はそういった細かい運び方をすべて心得ていますが、自分たちだけだとそういったことも知らずにおこなってしまう可能性もあります。

借りた車に積みきらない!!どうする??

「2トントラックだったら積みきるだろうと思って借りてきました。ところがどうやっても積みきらない、どうすればいいの?」

プロの引越し業者に頼めば見積もり段階でどのトラックだったら納まるかをちゃんと調べてくれます。実際に積み切らないということはありえないですし、万が一のことが起こっても、それは引越し業者の見積もり段階でのミスなので、追加のトラックを手配してくれるなど、対策は講じてくれます。それに対して自分で見積ってこれぐらいのトラックだったら・・、で、当日になって
「軽トラックで大丈夫だと思ったら、2tトラックじゃないとダメだった」
「1boxでいけると思ったら、天井につっかえて全部が載りきらない」
「2tではダメだった、2tロングじゃないと・・」
ということにもなりかねません。おまけにプロだったら、乗り切るような積み方ができるのですが、慣れていない素人だとムダにスペースをとってしまうので、想像以上にトラックスペースの場所を使ってしまうことが多いのです。

梱包、搬出で体力を使ってフラフラ・・、その上運転までやらないといけないの??

「前日の梱包をほぼ徹夜でやっておまけに搬出もやって・・。力仕事だし、ぶつけないように運ぶのも神経を使ったし・・。その上で、これから運転なんて余計に大変。後ろの荷物も安定してないっぽくてやばい。」

全部の作業をおこなって、さらに運転するのは体力的にもかなりつらいものがありますが、覚悟はできてますか?おまけに後ろの荷物の固定が甘いと、運転中にガタガタいいだしたり、積荷が崩れることもあります。びくびくしながら運転する羽目になります。近距離でも大変ですが、長距離の運転はさらに負担がかかることになります。

慣れてる道じゃない、不慣れな土地での運転は神経を消耗します・・

「道も慣れていないので、運転には余計気を使います。クタクタになってようやく新居に到着、そこから搬入、開梱といった気の遠くなる作業が・・」

遠距離の場合、まったく知らない道なので、迷わないように気を使いますし、地域によっては、運転が荒かったりするところもあります。交通ルールが違って戸惑うことも。

まだ終わってません。

レンタカーを借りたところまで返しにいかないと・・、もちろんガソリンは満タンにして!ですよ

「車を返さないといけないの忘れてました。」
引越し業者であれば、そのまま帰っていきますが、レンタカーは基本元の場所まで返しにいかないといけません。ガソリンは満タンにして返すのがルールなので、ちゃんとスタンドによって給油してもらいます。レンタカー会社によっては乗り捨てシステムがありますが、それでも新居の近くの支店を新たに探すのも面倒ですし、そこまでの距離であっても返しにいくのは、やはり手間がかかることといわざるをえません。

繁忙期で予約がとれず、仕方なく自分で作業をするはめに・・

以前閑散期では、直前期でも予約がとれたので、今回はピーク時だったのですが、まあ大丈夫だろうと思っていました。そしてギリギリになって電話したところ、予約いっぱいとのこと・・。あわてて複数の会社に連絡をいれましたが、もうどこもいっぱいで自分で作業をすることになりました。もちろんその大変さは想像にお任せします。繁忙期をなめたらいけませんね。

どうでしょう。料金が格安になる、値段の節約になるといっても、手間が段違いに増えてしまうことがわかると思います。レンタカーを借りてやり遂げられる、という自信が少しでも揺らぐようでしたら、迷わず引越し業者に頼むことをおすすめします。

やはり手間のかかる作業はプロに任せるのが一番です。

引越し時のレンタカー会社を選ぶときのポイント

それでもレンタカーを使いたい、という方はレンタカー会社選びをしっかりとおこなうようにしましょう。レンタカー会社も自動車メーカーが親会社にあたるもの、全国チェーン展開をしているところ、スポーツカーやマイナーカーなどに特化したところ、などいろいろあります。

引っ越しをおこなうにあたっておすすめできるレンタカー会社のポイントをあげてみました。

トラック、商用車を揃えているか?

レンタカー会社にはほぼ乗用車のみ、というところもあります。あってもライトバンだけで2tトラック自体がない、というケースもあります。どういった車が置いてあるか、事前に確認しておくことが必要です。

乗り捨て制度があるか?

乗り捨てとは、ある場所で借りた車を行き先に近い同じ会社の違う支店に返却することをいいます。一般にはワンウェイレンタルと呼ばれています。本来のレンタカーは、同じ支店への返却をおこなうものですが、乗り捨て制度を使った場合だと、行き先での返却が可能であるため、旧居と新居が離れている場合、引っ越し作業をおこなった後で、わざわざ元の地域まで車を持っていく必要がないために便利です。

オートマ車が用意されているか?

商用車はマニュアル車(MT)がほとんどですが、最近はAT限定免許の人も多いでしょう。そういった方は商用車でもオートマチック車を用意している会社を選びましょう。

■ニッポンレンタカー
レンタカー業界の最大手でもあり、全国展開している営業所の豊富さ、車種の豊富さも含めて非常に使いやすい。2t、4tにはアルミバンタイプもあり雨の日も安心です。乗り捨て利用「ワンウェイレンタル制度」もあり。

■トヨタレンタリース
トヨタ車グループということの信頼性と全国1200店舗の充実度合なので、地域に近いお店が必ず見つかるはず。トヨタの商用車では、ダイナ、ハイエースワゴン、バンといった車種があります。「ワンウェイシステム」で引っ越し先の最寄り店への返却が可能。
東京大阪間を商用車でのワンウェイシステムを利用した場合だとオプションとして別途32,400円かかります。

■タイムズカーレンタル
パーキング運営のタイムズのレンタカー会社。全国チェーン展開されていて、スポーツカーやインポートカーのレンタルといったユニークなシステムも特徴の一つ。

元々はマツダ関連の会社だったこともあり、レンタル車種にはマツダ車も多い。引っ越し用の車だと、商用車のスクラムトラック、ボンゴトラック(1t)、タイタン、エルフトラック(2t、2tロング)など充実している。ワンウェイシステムだと東京大阪間の商用車利用で、31,500円かかります。

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