キラリとセンスが光る引越しの餞別の相場と心がまえとは?

今まで仲よくしていたご近所さんやママ友、親戚が仕事の都合などで引っ越してしまう・・。

仕方のない事とはいえ寂しい気持ちでいっぱいになってしまいます。

残った側にとっては、
「お世話になったんだから、お礼の気持ちを伝えたい」
「言葉だけでなく、何か形であらわしたい」
という気持ちになるのではないでしょうか。

そういった方々に贈る餞別についてみていきましょう。

スポンサードリンク

まず「せんべつ」(餞別)とはどういう意味なのでしょうか?

転任する人や遠くへ旅立つ人などに,別れのしるしに金品を贈ること。また,その金品。
(三省堂 大辞林)とあります。

短期間の旅行や出張などでも使われますし、引越しといった長く離れてしまう出来事についても、当てはまります。

いちばん無難で喜ばれる金券類

まず誰がもらっても無難に喜ばれるのが、商品券や図書券、ギフト券、といったもの。
お金だと
渡す側の「さすがに現金で渡すのはちょっと・・」
もらう側の「お金そのものはさすがに受け取りづらい・・」
といった気持ちも出てきてしまいますが、現金よりも渡しやすいし、もらった側も自分の都合で使いやすい。換金もできますからね。

もちろん現金でも大丈夫ですし、失礼にあたることはありません。

でも、
「商品券だと心がこもってないようでイヤ」
「なんとなく失礼な感じがする」
なんていう声があるのも事実です。

そんなときは、引越しの理由と期間に応じて物を分けてみてもいいでしょう。

引っ越しの理由によって分ける

新築に引っ越す場合は、「お祝い」という意味もあるので、記念となるようなものを「印」として贈るケースが多いです。転勤の場合は、忙しくバタバタしているので品物よりも現金、商品券の方がいいでしょう。

親しい仲であれば欲しいものを聞いてみてもいいですし、特に場所を取るものであれば、早めに渡しておくと引っ越しの際の忙しいときに手を煩わせることもないので受け取り側にとってはありがたいです。

今までの感謝とこれからへのエールを込めたものです。相手のことを考えた餞別であれば、きっとその気持ちは相手にも伝わるはずです。

喜ばれないものもあります

逆に喜ばれないものもあります。代表的なものとしてかさばる物はその典型でしょう。引っ越しの際に邪魔になるだけです。ただ、もらった方もあまり文句はいえないのでモヤモヤ感が残って後味悪い結果となります。壺、ガラスケース、骨董品などの割れ物もいやがられます。あとは場所をとるうえに、枯れてしまうおそれのある観葉植物ももらい手としてうれしくありません。
お菓子類などは差し入れとしては大丈夫ですが、賞味期限のあるものはやめておきましょう。

「かさばるもの」「割れもの」「腐るもの」は基本的にNGだと考えてください。

相場ってどれぐらいなの?

・家族、いとこ、親戚など

兄弟やいとこ、親戚といった身内にあたる家族の場合の相場は「3万円~5万円」になります。
これは商品券でも同じです。新築の場合は、お祝いという形にしても大丈夫です。

・友達や会社の同僚など

会社の同僚や、学生時代の友達といった人については、「5千円~1万円」が相場となります。
これ以上の金額になると、逆に相手にとって負担になってしまいますので、相場からあまりにもかけはなれた高い金額を贈るのはやめましょう。上司、同僚、部下のいずれの立場でも金額は変わりません。

ただ、目上の人には餞別は贈るべきではないという考え方もありますので、上司の場合には、現金は避けて、商品券か品物にした方がいいでしょう。

・ママ友、同好会、サークルといったコミュニティ
個人で贈るのは避けて、グループで連名で贈るようにしましょう。個人的に仲が良かったにせよ、周りから見ると「ぬけがけ」のように思われて、あとあと尾を引くことになります。

ママ友や子供の友達の場合でのつながりのときは、プレゼントを贈ることが多いです。
人気なのが、
ティッシュポーチ
ハンドタオル、バスタオル
コスメ(普段の会話の中で情報が入っているので、好みの物をセレクトできるでしょう)
ある程度日持ちのするスイーツ
といったものです。

お返しは必要なの?

一般的に贈答品についてはお礼は必要ですが、餞別についてはお別れ、はなむけ、エールという意味合いもありますので、お礼をおこなう必要はありません。ありがとうの気持ちをもって、受け取りましょう。でも、どうしても気になる、という方はお礼状を書けばいいでしょう。電話やメール、LINEではなく、手書きのはがきや手紙だと相手にも十分思いが伝わります。

のし袋は必要?

熨斗袋については必ずしも必要というわけではありません。100均にあるような無地の白封筒でもかまいません。のしを使う場合は、紅白蝶結びになっている、水引を使います。上部には御餞別と書きます。

下部には名前を記入しますが、年上や上司に対して個人名で贈ることはよしとされていないため、部署名やグループ名(○○課一同)と記入して贈ります。

個人名で贈る場合は、年上の上司に対しては御餞別とは記入せず、「おはなむけ」「御礼」と書きます。

お祝いとはちょっと違うニュアンスのせんべつ。
どちらかというと「お別れ」という意味が強いので、何を贈るか迷われる方も多いでしょう。
でも、そんなに深く考えることではなく、相手が負担に感じないぐらいの物や品物をプレゼントすれば大丈夫です。再会のある一時の別れ、おそらくは今後会うこともないかもしれない別れ、などいろいろありますが、双方にとって、最後にいい思い出が残るようにしたいものですね。

スポンサードリンク

コメントは受け付けていません。